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雨に濡れた路面とオオキンケイギク



梅雨入りです。
夏になると、工場の前の道端にいつも黄色い花が咲きます。
(コンクリートの割れ目から出ています)
キバナコスモスと思っていましたが、調べたらオオキンケイギクのようです。
この花、とても繁殖力が強く特定外来生物に指定され駆除したほうが良いそうです。
在来種の植物に影響があるのだとか。

夏になるといつもの見慣れた道端の景色ですが、雨が降ると路面が濡れ雰囲気が
変わります。
意識してみるといい雰囲気です。
雨水がしっとり空や回りのものを反射していて空間が広がるような感じがします。
雨だれや、風で水面が乱れ風情が出て魅力的です。

向井潤吉先生の「北国街道白雨」という作品がありますが、雨でぬれた路面が
しっとり描かれていていい感じ。茅葺の民家を引き立てています。
全体の湿った雰囲気がたまりません。

川や池、湖、田んぼなど水があるとやさしい表情になります。
水は不思議です。人間と水は切っても切れない何かがあるようです。
元は水中で生きていた生物ですからね。

オオキンケイギク、気のせいか水の力を借りていきいきしているようにも見え、
駆除するのは躊躇われます。(でも抜かねば)
花はきれいです。

梅雨に入ったばかりですが、これから先 雨が与えてくれる素敵な景色に巡り会えると
いいなと思います。
梅雨もおつなものです。

上の絵は基本ブライトカラー使用で、花と実、茎や葉の一部にポスターカラーを使用
しています。
(透明と不透明を併用する方は結構いらっしゃると思います)
反射は紙の白を生かしていますが、先に薄く色付けをしています。
反射のシルエットは にじみ を利用。
水をあらかじめ塗り(ボケ過ぎないように少な目)筆のタッチを生かして(つもり)
描きました。
いつも失敗しますが、うまくいかずにこれでもかと描きすぎない方がいいかなと思います。
抜け感が失われます。(個人的意見です)

at 13:44, まっちブログ, 工場長 新井

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