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リトル・リチャード氏を悼む



コロナ禍で注意が浅くなってしまいましたが、5月初めアメリカのミュージシャン 
リトル・リチャード氏が亡くなられました。87歳だったそうです。

ご存知チャック・ベリーやファッツ・ドミノなどと並ぶロックンロールのパイオニアで
主に50年代の活躍が光っています。
ビートルズにも影響を与えたことで知られています。
ハイトーンのシャウトと派手なパフォーマンスで、強烈なインパクトです。

ビートルズの中でも、特に影響を受けたのがポール・マッカートニーです。
彼は学校時代(多分高校に相当する)には、ハイトーン(Gのキーで)で
真似をしていたそうです。(音域が似ているそうです)
ビートルズとしてデビューした後も、カバー曲を発表しています。
基本的にリトル・リチャードの曲はポールがボーカルです。
確かに、歌い方はよく似ています。(エルビスの歌い方にも影響されている曲もありますよね)
発売されたカバー曲は「ロング トール サリー」「カンサスシティ/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!」です。
解散後に出たBBCでのライブ演奏のCDでも他の数曲が納められています。
ポールはソロになってからでも、CDにいくつか収録しています。
「ルシール」は個人的には好きです。
ビートルズはリトル・リチャードと共演もしています。(夢のようだったでしょうね)
共演は述べ16日あったそうです。

訃報を知って暫く経ちますが、気になって彼の演奏をYOUTUBEで聴いてみました。
過去に聞いたことはありますが、改めて映像と一緒に聞くとインパクトがあります。
ビートルズの前に、革新的な音楽を創作していたんですね。
いつの時代にも異端児的な人がいて、いいことです。
彼の音楽にビートルズや他のアーチストが影響を受け、さらにまたのその影響を受けた
ミュージシャンが生まれて行きます。
彼がいなければビートルズは出てこなかったかもしれません。奇跡的なめぐり合わせです。
そう思うと偉大な人物でしたね。

ビートルズの「ロング トール サリー」のライブ演奏もYOUTUBEで聴いてみました。
改めて聞くと、やはりポールのボーカルすごい!20歳過ぎの若いころですが、もう完成されて
いて高い声のシャウトが途轍もないです。
演奏もみなうまい。ライブを大事に活動していた初期の実態が分かります。
初期の頃も、中期の頃も、後期のビートルもそれぞれすごいです。変容がすごいです。
リトル・リチャードに影響された時期があったからこそ、その後のビートルズ、ソロ時代の
メンバーがあるんですよねー。

芸術・文化で表現の伝承は大事ですね。
またそれをベースに新しいものを生み出すエネルギーも大事で、社会や個人、世界・・・
色々なものが絡み合って生じます。
コロナ禍のあと、いや今からでも何か生まれる波動が出てくるといいですね。
ペストの後のルネッサンスのように。
リトル・リチャード氏の冥福をお祈りいたします。功績を称えたいです。

at 15:55, まっちブログ, 工場長 新井

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