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新緑 2020年



コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言が延長され、まだまだ予断を許さぬ事態で
心は浮きません。

通勤時、周りの山を見ればいつの間にか新緑の只中です。
コロナに関係なく植物の世界はいつもの様相です。
風にそよいでいる木々を見ていると目に優しくさわやかで、生命力を感じます。
その少しでも人間の世界に与えてくれたならと思ってしまいます。

いつもなら、里山にスケッチに行き心身共に新緑に染まり薫風も気持ちよく、
リフレッシュするのですが今年はそうはいきません。
車の窓から眺めて満足するしかありません。
緑色は心にやさしく寄り添ってくれる色です。描かれた絵を見ても心が癒されます。
有難い色です。

描かれた新緑で思いつくもの。
何と言っても東山魁夷先生の作品群(特に「萬緑新」)、西洋ではセザンヌの「姉妹たちの池」です。
(画集の説明では夏になっていますが、アクセントのイエローグリーンが新緑の雰囲気です)
新緑の作品はあまりないように思います。むしろ萬緑の方が多いかも。

高村光太郎の「新緑の頃」という詩があります。
その中で
「青葉若葉に野山のかげろふ時、ああ植物は清いと思ふ。
植物はもう一度少年となり少女となり・・」
という表現があります。
「少年となり、少女となり」がいい表現で若い生命力の息吹を感じます。
人間も繰り返せるといいのですが、無理ですね。
でも気持ちはそのように持っていきたいです。毎年リセットでね。
来年は是非、新たな気持ちですっきりと新緑の季節を迎えたいものです。
今はじっと我慢の時です。

上のイラストは久しぶりにポスターカラーで描きました。
タイトルは「若葉とダンス」です。少年・少女とウキウキ感です。
もう少しグラフィカルに描きたかったのですが。画力が足りません。

at 17:13, まっちブログ, 工場長 新井

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