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土偶



長野県立歴史館で開催されている「土偶展/中部高地の土偶」に昨日行って来ました。
(展覧会は本日2月2日で終了です)
長野県は全国でも有数の土偶出土地域とされていて、山梨県の出土品と合わせた展覧会です。

日本の土偶は世界に誇る古代芸術であり、独創性に富み現代でも新鮮に私たちの心に響いてきます。
フォルムの美しさ、優れた装飾性、愛嬌とユーモアのある表情に愛して止まない人が多くいること
でしょう。

展覧会を見て改めて思ったのが、土偶は人間ではないそうですが可愛くてキャラクターが
豊富だということです。
日本の文化である現代のかわいい系キャラや漫画、アニメに通ずるものがあるということ。
縄文時代から連綿と続いていたんだと思うと悠久のロマンを感じます。
(以前は平安の鳥獣戯画の頃がルーツと思っていました)

良く知られている縄文のビーナスなどに対し、小さくてより素朴なつくりの落書き的なものが、
ぬくもりがあって面白いです。
どれもほとんど全身ではなく顔が主です。

その中で特に気に入ったものがありました。
パンツ姿のおじさんみたいなものです。笑ってしまいます。どんな偶像?
(松本市エリ穴遺跡の出土なので縄文後期のものになる)
現代にもこんな方いそうです。
思わずニヤッとしてしまいます。作者はどんな人?会ってみたいです。

でもね、土偶って最後は壊される運命なんですよね、壊すために作られる。
そう思うと悲しいですよね。面白ろうてやがて悲しき土偶かな。
今、土偶は人気で そのことがせめてもの供養になっているといいのですが。
見ていると土偶っぽい何かを創作してみたい気持ちになります。
心が和らいだひとときでした。

前回(2020.1.26)のブログ「大河ドラマ麒麟がくるの衣装の色」に対し
コメントを頂きました。ありがとうございます。
イラストはブライトカラーで描きました。
着物の緑はビリジャンにほんの少しブルー(そらいろ)を混ぜました。
濃淡は水の量の差です。
立涌文は最後にポスターカラーの白で描きました。

at 18:23, まっちブログ, 工場長 新井

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