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冬籠り



冬籠りという言葉があります。
俳句の季語としてはもちろん冬です。

昔の冬は暖房や衣類、交通手段などが現代と違うので厳しかったでしょう。
冬の間は、なるべく外には出ず家の中で過ごしました。
それを「冬籠り」と言います。
動物は冬眠しますが、人間はそうもいかず、それぞれ工夫して過ごしたんで
しょうね。
好きなことして、じっと春を待てればいいですね。

残された俳句に下記のようなものがあります。
「冬籠りまたよりそはん此のはしら」芭蕉
家の中の特定の柱でしょうか、毎年その柱に寄りかかって何かをしたり
考えたりして時を過ごすという意味ですかね。

「読みちらし書きちらしつつ冬籠り」山口青邨
思いつくまま、手のつくまま好きなことをしてか、今までできなかった
ことをあれもこれもといった状況ですか。

寒い冬ですが、逆に季節に対する愛情というか、仕方ないかといった寛容さが
伝わってきます。自然を愛でる日本の心。
便利になりすぎた現代ではなかなか そんな風に思えませんですが、少しでも
そんな境地になれればいいですね。

今年は暖冬で温かいですが、まだまだ冬は長いです。寒くもなりましょう。
冬籠りも悪くないです。
読書三昧、録画三昧、絵手紙三昧、落書き・デッサン三昧など楽しみましょう。

at 17:39, まっちブログ, 工場長 新井

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