<< フジバカマに蝶と蜂が | main | 車を描きました >>

古民家



台風の被害は深刻ですが、秋は深まっていました。
今までスケッチに行けず、やっと天気が雨降りではなくなったので今日出かけました。
そうはいっても、曇りで少し晴れ、最後にはやはり雨。
何やねんなー。と言いたくなります。

行った先は信州上田市野倉地区です。
標高700mの山深い集落で、古民家が残っていて郷愁があります。
今日のスケッチは、廃屋でしょうか?住んでいる気配がなかったのですが
温かみあのある建物で懐かしい感じがします。
遠くで雉の鳴き声もしています。

最近古民家を生かしたカフェや新しい暮らしをされる方が多く、やはり魅力が
ありますね。
民家が好きで昔から描いていますが、民家といえば向井潤吉先生ですよね。
昭和の時代でしたので、人が暮らしていてその息づかいまでも伝わってくる作品です。
洗濯物が肝ですかね。
影響を受けました。

リアルで細かく描いているように見えますが、近くで見ると荒いタッチでグイグイ描いて
います。小さなところにはこだわっていない感じです。
しかし肝心なところはちゃんと表現している。
「家を大切にしながらも、その家を取り囲む風土風景を主として、季節との関係が密接に
なって絵としての効果を左右する」とおっしゃっています。
まったく同感です。こんな風に描けるといいなと、いつも思っていました。今もです

先生はその時代にも、無くなっていく民家に寂しい思いをされていました。
「資料館や博物館などで再生されても、住民のいない家は暮らしの匂いを失って、
白けて精彩を失ってしまう」とおっしゃっています。
時代で、仕方ないことでしょうか。絵として残ることは貴重なことです。

at 17:49, まっちブログ, 工場長 新井

comments(0), trackbacks(0), -

コメント









トラックバック
url:http://blog.match-japan.com/trackback/439