<< 夏草の栄枯盛衰 | main | まりや&ビートルズ >>

ありがとう嘉風関



大相撲の嘉風関が引退されました。
もうあのきびきびした相撲が見られないと思うと淋しい限りです。
現在は右ヒザ怪我のリハビリ中だそうです。
怪我が重く、休場を重ね来場所は幕下に転落となるので苦渋の決断だったと思います。

37歳と関取最年長で、その頑張っている姿は私たちシニアの希望の星でした。
はつらつとした取り口で元気をもらいました。
スピード感あふれ、気迫あふれる突き押しの取り口に魅了されました。
低く当たり、すっと相手の懐に入ってまわしを取り、頭を付け一気に寄ることも得意でした。
眼を怪我していても怯むことなく頭からガツンと当たっていくその勇気と思い切りの良さ、
最後まであきらめない気力に圧倒されました。
立ち合いもきれいでしたね。

殊勲賞2回、敢闘賞4回、技能賞4回、金星8個は素晴らしい成績だと思います。
想い出に残る取り組みは、金星もそうですが2018年名古屋場の14日目です。
それまで初日から13連敗。嘉風関どうしちゃったんだろう、元気がないなーと
心配をしましたが、14日目は目の覚めるような内容で完勝。(相手は明生関でした)
嘉風らしい相撲で胸がすく思いでした。
元気な嘉風関が戻って来てくれたと、それまでのモヤモヤがパッと晴れ、13連敗なんて
どうでもいいやと思いました。
まわしのエメラルドグリーンも印象に残っています。

似顔絵を描いていて思ったのですが、なんとなく仏像の面立ちに似ていることです。
優しく慈悲深い雰囲気ありませんか?
取り組みの後の表情も勝っても負けても、平常心を保っているような落ちついた
感じでおおらかさがあります。
「心を磨くために相撲をとっている」と言っていることが分かる気がします。
心は偉大な横綱です。品があります。
最後は「土俵で散りたかった」と仰ったそうですがその気持ち、無念さが伝わってきます。
「散る」なんて言わないで下さい。ヨシ関の功績はずっと土俵上に咲き続けていますよ。

今後は中村親方として後進の指導にあたるそうです。
嘉風関の精神を引き継ぐ力士を育て、相撲界をけん引していってほしいですね。
(もう既に友風関が立派に後を継いでいますね)

at 14:35, まっちブログ, 工場長 新井

comments(0), trackbacks(0), -

コメント









トラックバック
url:http://blog.match-japan.com/trackback/433