<< 省略 | main | 弊社ホームページの不具合をお詫びいたします。 >>

砂川しげひさ先生を悼む



また哀しい訃報です。
漫画家の砂川しげひさ先生が6日お亡くなりになりました。
大変残念です。
また、昭和と青春が終わってしまいました。

若い頃、雑誌でよく拝読していました。
これでもかと言うくらいシンプルな絵で、素朴な味のある線でした。
描こうと思っても描けません。

当時、園山俊二先生、秋竜山先生、谷岡ヤスジ先生、黒鉄ヒロシ先生
(順不同)などのナンセンス作家さんが好きでした。(今も好きですが)
その内のお一人が砂川先生でした。
自分で言うのも何なんですが、私の描くマンガは恐れ多いのですが先生に似ていると
友人に言われたことがあります。(レベルは比較になりませんが)

コマの変わり方がなんとも言えない気持ちのよさで、こちらの
視覚が踊らされる動きのあるものでした。
絵も素朴で、可愛いです。
先週も省略のことを書きましたが、省略の妙があります。

砂川先生はクラシック音楽がお好きだそうで、エッセイ本を上梓されています。
その本の中で、手塚治虫先生の影響を受けていると仰っています。
遠近法、アップの画面など。
手塚先生の神さまのように丸ペンでキレイな線は描けなかったそうです。
ソフトで温かみのある線と表現なさっています。
仕方なく、独自の線を編み出したそうです。
私からすればその線も、素晴らしいと思うのですが。
奥が深いですね。

また、その本の中で元号が平成に変わった時のことも書かれています。
ラジオの内容が悪くなったと時代の変化にお怒りでした。
今年その平成も終わり、元号が変わります。
先生がお元気なら、新しい時代をどのようにお感じになるでしょう?
良い時代になればいいのですが。

上の絵は先生の作品「寄らば斬るド」を模写したものです。
(ネットに載っていた絵を参考にさせて頂きました)
線が違いますね。真似できません。(鉛筆ですが)
色はあえて付けていません。世界観が変わってしまうので。
但しタイトルの文字は先生をイメージした色で塗りました。
合っているかどうか、心配ですが。
ご冥福をお祈りいたします。

at 21:24, まっちブログ, 工場長 新井

comments(0), trackbacks(0), -

コメント









トラックバック
url:http://blog.match-japan.com/trackback/405