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安野光雅展



安野光雅展に行って来ました。
(信州長野市にある水野美術館で、9月24日まで開催)

水彩画家として若い頃より好きでした。真似もしました。
初めて知ったのは、やはり絵本の作品でした。
だまし絵や、数学、不思議な世界をテーマにした作品、旅や唱歌をテーマに
した作品です。
遊び心がある前者、旅情があり懐かしく美しい自然の後者、どちらも素晴らしいです。
私は風景画が好きなので個人的には後者の旅や唱歌をテーマにした作品が好きです。
テレビ番組の「遠くに行きたい」のタイトル画も好きでした。
植物画も素晴らしいですね。

先生の作品の色彩は、清々しくとてもきれいです。
特に若草色は心が洗われるような思いがします。
構図も素晴らしく、グラフィックの要素も入ってすっきりしています。
大まかに捉えた構成、ち密で味のある線、美しい配色とのコンビネーションがなんとも言えません。
その作風は日本の長閑な懐かしさを感じる風景や、ヨーロッパのおとぎ話のような古い町並みとも
マッチしています。
透明水彩を使っていると思いますが、作品によっては不透明絵の具を大胆に使って、良い効果を
出しているのもあり、うまいなあと思います。

風景画は自分の感性にあった場所を探すそうで、お嫁さんを探すような感覚だと仰っています。
そうですよね、スケッチに行って場所選びも大事なことですよね。モチベーションが違ってきます。
なかなか見つからなくて焦ることもありますが。歩かないとだめですね。

先生は新聞の取材で「絵描きは描くことで磨かれてゆく。描き続けていくことで進歩する。
それしかないですね。昨日より今日がよくなっている今も進歩していると思う。
絵を描いていると、今でも楽しいんです。幸せですね。」と仰っています。
今年92歳になられた安野先生、そのバイタリティと絵に対する姿勢というか、付き合い方と
言うか、もう一体となったその自然体の姿に感服します。
少しでも見習いたいと思います。

ところで今回の展覧会で気になったことがあります。
会場にあった先生の写真のパネル、着ている服が意外でした。
ジャケットはデニムがお好きらしくこれはよく着ていらっしゃるのをテレビなどで拝見しています。
意外だったのは中に着ているTシャツです。
ジョン・レノンのTシャツで、「IMAGINE」と書いてあってその下には雲と青空を映した丸めがね
(ジョンのトレードマーク)そしてその下にはサインが。
ジョンのTシャツを着るなんて、もしかしてビートルズファン?ロックファン?
違った一面を見たような気がしました。真相を知りたいですね。
もしファンでしたら、曲のイラストを描いてほしいです。
ストロベリー・フィールズフォーエバーとペニー・レーンなど良いですね。
しかし、その写真お洒落でかっこよかったなー。こっちも見習いたいです。

at 22:48, まっちブログ, 工場長 新井

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