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赤い風船・白い馬



第71回カンヌ国際映画祭で日本の映画「万引き家族」がパルム・ドール賞を
受賞しましたね。
是枝監督、出演者の皆さん本当におめでとうございます。
日本人として誇らしいです。
封切られたら是非観たいと思っております。

日本人監督としての受賞は21年以来らしいですね。
パルム・ドール賞で思い出すのはフランス映画の「白い馬」「赤い風船」です。
どちらもアルベール・ラモリス監督作品で、タイトルに色の名前がついているので
感心を引きます。
「白い馬」は1953年、「赤い風船」は1956年の受賞です。
日本では劇場で上映されなくなりましたが、2008年にデジタルリマスターされました。
その時レンタルで借り初めて見ました。
映像がきれいで、戦後間もない頃の作品だとはとても思えないものです。
内容は心温まるファンタジーで、セリフも大変少なく絵本の映画化のような感じです。
「赤い風船」はパリが舞台ですが、あちこちに爆撃で建物が壊された後の瓦礫が目につきます。
そんな時代なのに、子供たちがいききしています。
風船の赤はそんな戦後の希望の色でしょうか。青い風船も出てきます。
いわさきちひろさんも、絵本化しています。

「白い馬」は南仏プロバンス地方のカマルグの湿地帯が舞台。
そこには野生の白馬が群れを成して生息しています。
またフラミンゴが生息しており、ヨーロッパでは唯一稲作が行われている地域です。
白黒映像ですが、水と日差しが美しく、静寂ですが馬の躍動感が素晴らしいです。
走る馬をあの時代どうやって追いかけ撮影したのか、信じられないです。
主人公の少年も美しく、魅せられます。「万引き家族」の少年も話題になっていますが
こちらも大変なものです。主人公の馬も美しいですよ。
それぞれ子供と風船、子供と馬との心の交流、ファンタジーです。
お勧めの映画です。

タイトルは赤。青い風船も出てきて馬が白。
フランスの国旗のトリコロールカラーになりますが、考えすぎでしょうね。

at 23:03, まっちブログ, 工場長 新井

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