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ススキ



10月も半ばに入り、冷え込んできましたね。
野原の野草にも、黄色やオレンジ色がチラホラ混ざるようになってきました。
秋の七草を意識する人もいらっしゃると思います。

秋の七草の中で一番認識されている野草と言えば、やはりススキでしょうかね。
最も秋の侘び寂びの雰囲気を伝えてくれます。
万葉の古より詩歌や絵画、陶芸、着物などで扱われていますね。
別名、尾花・萱・振袖草・乱草・露見草・旗薄などとも言われるそうです。

穂が日光を浴びて輝き、揺れている様は本当に美しいと思います。
特に、逆光が美しいです。
花(穂)を見て日の光(光効果)を感じるって、他の植物ではなかなかないと思います。

普段離れた所から何気なく見ていますが、近くで見ると穂は細かく分かれています。
穂は花序で小穂が集まっています。
穂、穂と言いますが、花なんですよね。(当たり前ですが)これ自体は地味です。

昔から、人に関りが深い植物で、屋根(カヤですね)、俵、飼料、草履、すだれ、
ほうきなどに使われたそうです。そうそう、お月見に供えたりしますね。
でも、秋の訪れで一番に感じるのはススキの景観ですよね。

ススキの絵で思いつくのは、東山魁夷先生の「秋思」「芒野」、いわさきちひろ先生の
「すすきと子どもたち」(秋の草花の作品が多いです)佐竹栄海の「秋月野花図」
(武蔵野の野原のイメージらしいです。武蔵野は昔、萱原の美しさで知られていたとのこと)です。
どれも日本の原風景を表し、郷愁や心に沁みる感を感じます。
その感じって、遠い昔の万葉びととも共有しているのではないかなんて思うと時を超えたロマンを
感じますね。

上のスケッチは、昨日のもので、曇天気味でした。
穂の部分はマスキングマーカーを使おうとしましたが乾いていて使えず仕方なく、
薄いはだいろで先に塗り
周りを描き足しました。雑な絵になってしまいました。
ブライトカラー使用です。

at 20:25, まっちブログ, 工場長 新井

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