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わかやまけん先生



また悲しい知らせがありました。
絵本作家のわかやまけん先生が亡くなられました。
2年前、85歳だったそうです。

作品「こぐまちゃんえほん」シリーズが、あまりに有名ですね。
我が家にもあって、子供が小さかったころ何回も読み聞かせをしたものです。
「こぐまちゃんとどうぶつえん」という絵本、動物の生態を面白く伝えていて、行きたく
なります。カバがウンチを尻尾で撒き散らすなんて当時は知りませんでした。

わかやま先生の本は多分、日本の多くの家庭にあり、読んだり、お話ししてもらったりした
お子さんが沢山いると思います。
国民的な絵本ですね。

シンプルな構成、シンプルな線、シンプルな色彩。
それでいて、伝えたいこと興味深いことをしっかりと伝えています。
子供の好奇心を引き出してくれます。
本当に計算されて、感性に裏内されたセンスが光る作品です。
子供の心をしっかり摑まえて、これからもずっと子からその子にと伝えられ
愛され続ける作品だと思います。

昔、「月間絵本」(すばる書房)という雑誌がありました。
昭和53年2月号に特集で絵本作家115人の紹介があり(錚々たるメンバーです)、
その中に わかやま先生がありメッセージをお伝えになっていました。
下がその記事です。

 「詩人や思想家や文学者のような発想を、シナリオライターや建築家のように計算し、
  演出家やデザイナーのように構成し、画家やイラストレーターのように描き、詩人の
  ことばとデザイナーの感覚で絵本にまとめるということを、一人でやれるような絵本
  作家に僕はなりたい」

先生の目指す完成度が高い妥協を許さない創作意欲が伝わる内容です。
その姿勢、見習いたいです。

わかやま先生、沢山の楽しい絵本ありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。

at 01:02, まっちブログ, 工場長 新井

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