初詣と今年の抱負



寒いですねー。
新年も、早2週間が過ぎようとしています。
今日、遅ればせながら初詣に行ってきました。
地元の近くの神社です。氏神様ですね。

ところが 寒くて手水が凍っていて手を清めることができませんでした。
夜、雪が降ったもんなー。
神様、何卒お目こぼしを・・・・。

そこで一句
「初参り手水も凍る寒さかな」なんてね・・・・・・超凡人です!

でも、いろいろお願いして、無事済ませました。
手水がカチカチでしたので、何事も勝ち勝ちでいくとよいのですが。
ちょっと苦しいですかね。
本当はお願いではなく、今までのお礼をするのが作法らしいですね。

今年、個人的にはいろいろ刺激を受ける年にしたいと思っています。
特に視覚的にです。それも能動的にです。
読書、展覧会、映画、散策、お出かけ、・・・・いろいろ、もちろんスケッチもです。
考えただけでもワクワクします。
三日坊主にならないように。
そして、それが作品にいい形でアウトプットされるといいなと思います。
皆さんの今年の抱負は何ですか?
お互いに充実した年にしたいですね。

at 23:00, まっちブログ, 工場長 新井

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2018年スケッチに行こう



2018年
あけましておめでとうございます。
いきなりですが、今年も大いにスケッチに行きましょう

スケッチは楽しい
スケッチは嬉しい
スケッチは出会う
スケッチは発見がある
スケッチは心が動く
スケッチは自然や人の営みと触れ合う
スケッチは日常も身近も新鮮に見える
佇まいにシンクロする
スケッチは世界が広がる
スケッチは自分に気づく
スケッチは人それぞれです
スケッチは自由で良いのです
スケッチは少し体が疲れることも
スケッチは心の疲れが取れる
スケッチは残る
スケッチはまた行きたくなる
まっち絵の具といっしょに
いつもいっしょに

今年もよろしくお願い致します。


at 18:15, まっちブログ, 工場長 新井

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ありがとう2017年



2017年もいよいよ本日で最後となりました。
今年1年ほんとうにありがとうございました。

本年は、応援の言葉や、身に余る評価の言葉をたくさん頂きました。
大変励みになります。
謹んで感謝申し上げます。

まっち絵の具は絵を描く皆さんと共に、いつも身近な存在でありたいと思っています。
絵を描く人、絵が好きな人同士は、老若男女問わず仲間感があります。
言葉も多くはいりません。不思議です。
絵の具も人間ではありませんが、その仲間に入れてもらっている感覚でいます。
そして、少しでも力が発揮できるといいなと思っています。
表現の輪が、どんどん広がればいいなと思っています。

今年も仲良くしてもらって、ありがとう。
これからも、よろしくお付き合いをお願いします。

at 01:52, まっちブログ, 工場長 新井

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うれしいプレゼント





クリスマスですね。
みなさんプレゼント、用意されましたか?
プレゼントは送るほうも頂くほうもワクワク嬉しいものです。

実は私ども工場にも嬉しいプレゼントが届きました。
先日、地元の小学校の3年生の生徒さん26人と担任の先生が社会見学として
工場に来てくださいました。
その時のお礼の手紙を文集のように綴って届けて下さったのです。
生徒さんたちの純粋な気持ちが伝わり、心が暖まりました。
何よりも嬉しいクリスマスプレゼントになり、従業員一同大変感激し、嬉しい
気持ちでいっぱいになりました。

見学の当日はみなさん礼儀正しく、元気で、好奇心いっぱいでキラキラ輝いて
いました。
みんな可愛くて、まるで天使が舞い降りたような感覚です。
そして、絵の具にも興味をもって頂き、しっかり説明も聞いて いっぱい質問も
してくれました。熱心にメモもしていて感心しました。
将来、頼もしいです。ほんとに。
製造者として、本当にありがたいことです。

その日は1日中気分がよく、従業員の顔つきもいつもとは違っていたと思います。
疲れも忘れます。
その日だけでなく、いつもみんなの笑顔を思い浮かべ励みにして仕事をしたい
とも思っています。

お子さんたちには、いっぱい絵を描いて感性豊かに育ってほしいと心から願って
おります。
一年の締めくくりの時期として、明るく元気付けられる出来事でした。

下のイラストは弊社のクリスマスカードです。
お客様の皆様にも、素敵なプレゼントが届くといいですね。
メリークリスマス

at 18:48, まっちブログ, 工場長 新井

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版画



今年も押し迫ってきました。
この時期、悩ましいのは年賀状の準備ではないでしょうか。

絵柄が印刷されている年賀はがきもいいですが、自分だけの
オリジナルな賀状もいいものです。
特に手作りのものは、喜ばれると思います。

今はパソコンで、簡単に作ってしまう方も、多いと思いますが
昔ながらの版画も味わいがあっていいです。

これから準備の方はまだ間に合いますので、トライしてみてはいかがですか。
版画には弊社の絵の具が使えます。
実際、お使いなさっているお客様も昔からいらっしゃいます。

私も今日、試しにやってみました。(年賀状ではありませんが)
何十年ぶりです。
木版画ではがきサイズです。
絵の具はレインボーカラーです。
ちょっと、手抜きして版の数は2つだけです。
色版(1枚の版に色を塗り分けました。境界は溝を彫って)
黒版(輪郭)です。

雑ながら、刷った後はうれしかったです。
(出来の悪い作品でお恥ずかしいです。)
この、感覚は何歳になっても変わりませんね。

木版が大変という方には、ゴム版や消しゴムもあります。
丁寧にやろうとせず、カスレやズレ、版の削り残しなど味になると
思いますので、自由にやりたいですね。

at 20:22, まっちブログ, 工場長 新井

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漱石忌



昨日12月9日は漱石の命日でした。
101年前の(1916年/大正5年)です。49歳でした。
(今年は生誕150年でもありましたね)
命日に糸瓜忌(正岡子規)、河童忌(芥川龍之介)のような名称はありません。
ちょっと意外です。「猫忌」なんてどうですかね。ブー!ですか。

その日は風もなく暖かく小春日和だったらしいです。(ご次男、伸六さんの著書から)
「明暗」が絶筆となってしまい、まだまだ創作に意欲的だったと思いますので、さぞかし無念だったと思います。
実際、その年の1月には物集芳子という女性(小説家、二葉亭四迷、漱石に師事した)に宛てた手紙に、
「いつまでも生きる気でいる」と書いています。
また、朝日新聞の随筆「点頭録」には「自己の天分の有り丈を尽くそうと思うのである」と書いているそうです。
(岩波ジュニア新書「漱石先生の手紙が教えてくれたこと」から)

でも、漱石の死生観からすれば、案外達観していたかもしれません。
生前、「生死を透脱する」(受け入れて死ぬことだそうです)「生は苦痛に満ちている、死はそれがなく
めでたい」と言っていたそうです。(岩波新書「夏目漱石」から)

そういえば、「吾輩は猫である」の猫も水の入った甕に酔っぱらって(ビールで)落ちてしまい、もがくのですが最後にはあきらめて、「自然の力に任せて抵抗しないことにした」「月日を切り落とし、天地を粉韲して(粉みじんにして)不可思議の太平に入る。吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る。太平は死ななければ得られぬ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたい。ありがたい。」で終わります。
命日の11年も前に、こんな風に書いていました。
猫は漱石の投影だと思いますので、これが本心でしょうか? やはりもっと生きていたいとも思っていたのでしょうか?
家族もいることだし。
ご本人に聞かないと永遠に不明でしょうね。謎のままがいいです。
死を受け入れるというのは、漱石のあまり幸せでなかったかもしれない生い立ち、病気がちだった人生からくるニヒリズム的な
死生観かもしれません。
だからこそ、人間の本質を冷静に描いた名作の数々が生まれたのかもしれません。
これからも、もっと味わって、漱石作品読みたいです。皆さんもいかがですか?

at 17:58, まっちブログ, 工場長 新井

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秋から冬へ



12月になりましたね。今年も暮れていくのですねー。
冬が徐々に深まっていきます。
風が冷たくなり身に沁みます。ぶるぶるー。
紅葉から冬枯れの山への変化。きれいです。
植物も、動物も、人も冬支度に忙しいです。
これも、初冬の風物詩。

この時期をファンタジックに描いた素敵で味わい深い絵本があります。
「かぜのおまつり」(いぬいともこ先生 作・梶山俊夫先生 絵)(福音館書店)です。
秋から冬に変わる日本の山の美しさが、やまと絵のようなタッチで描かれています。
和紙だと思いますが、墨で輪郭を描き、水彩だと思いますが彩色しています。
空気の動きも感じます。

主人公は「ふうこ」という女の子と、風の「こがらしこぞう」「きたかぜこぞう」ですが
他にも熊や植物などが登場します。
それぞれ、冬に向けて生きています。全部が主人公かもしれません。
ファンタジーながら自然の摂理を教えてくれていると思います。
小さな子が、初めて感じる季節の変化、心細さも感じます。
家族の暖かさもあります。
それは誰もが持っている小さな頃の郷愁です。
そういえば、芥川の「トロッコ」も少年の心細さを感じました。(好きな作品です)

でも、こんなわびしさも、暮れや正月になると一気に浮かれ気分になって忘れてしまいます。
・・・・これも日本人の感性?・・・・・

at 23:02, まっちブログ, 工場長 新井

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子どもは色で笑うか



今、「えがない えほん」という絵本が話題になっています。
アメリカで発売されてヒット、日本でも発売されたそうです。
子どもに読み聞かせると必ず、笑うらしいです。
絵がなく、文字だけ。
その内容は擬態語・擬音語(オノマトペ)のオンパレード。
子どもが喜ぶ おならなどの言葉が入っているそうです
子どもはウンチやオナラ好きですからねー

日本はオノマトペが大変多い国だそうで、古くは古事記にもあるそうです。
いろいろなものの表現の幅を広げていますね。
詩人の谷川俊太郎先生も日本はオノマトペが豊かだとおっしゃっています。
先生の文、なかのまさたか先生の絵で「ごつん ふわふわ」という絵本があり、(現在廃刊かも)
文はオノマトペだけで構成されています。子供が小さいころよく読み聞かせをしました。
説明一切なしで、絵と短いオノマトペで子供の一日を描いています。
インパクトがあり子供には強く印象に残ると思います。

また、特に日本が世界に誇る文化のマンガ。
オノマトペなしには成立しませんですね。絵の一部になっています。
海外で売り出されたマンガはその翻訳に苦労するそうです。
物音がなく静かな場面で、「シーン」なんてね 書かれているとナニコレとなりますよね。
漫画家のミズノ・リョウタロウ先生の著書「オノマトペラペラ」によると一例ですがdead calmと
説明されていました。

言葉の力はすごいですよね。
えがない えほんなんて聞くと絵の具屋は心穏やかではありません。
絵がないのですから(文字には色がついていましたが)。

そこで、色だけで子供を笑わせられるか、考えてみました。
無理ですねー。
色だけで表現するのって、フランスの画家イヴ・クラインがいますけど。
画面全体に単色を塗ってそれで終わり。(ブルーが有名です)
芸術だから意味はあるのでしょうが、子供が笑うかどうか?笑いませんよねー。そう思いませんか?
うーん、色はことばに負けたか。いやいや、負けてはいません。混色があるではないですか。
子どもたち、絵の具を混ぜるとき喜々として、遊んでいます。
千変万化、色の変化が面白いんですねー。
色を選んで色を造り、絵筆で思いっきり塗りたくる、これも心が弾みます。
笑いはしませんが、夢中になります。笑顔になります。歓声もあるかも。
やっぱり、絵の具っていいですよねー。

at 18:23, まっちブログ, 工場長 新井

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センダングサ



少し前の台風の時、外に置いてあった ちりとりが強風で飛ばされて無くなり、
家の周りを探しましたが見つかりませんでした。
あきらめていましたが、少し離れた一段下がった草むらで見つけました。
取りに行き無事 ご帰還となり、よかったよかったと。

しかしながら、大変なことに。
草むらのセンダングサの種がGパン、スニーカーにびっしりと付いていたのです。
よく犬がハリモグラのトゲを顔じゅうに刺さしてトホホの状態ありますよね。
あんな感じでトホホでした。
気が付かず、家の中に入ったので その辺りに種が落ちていてアッチャー!
取るのに一苦労でした。

この時期、草木は種のシーズンですよね。
いろいろな種がありますが、センダングサは生地や犬の毛などに付くタイプ。 
ひっつき虫と言っていましたね。(とげの構造、よくできていますよねー)
オナモミもその代表ですよね。子どものころよく遊びました。

スニーカーは皮でしたので、靴ひもにだけ びっしりと付きまして、
はっきりしてるなーと感心。
そこで思いついたのですが、ボードに生地のイラストを貼り、センダングサの草むらに
こするのです。
生地部分のみトゲ(種)が付き、髪の毛や髭、動物のトゲなどを表現できるのではと。
蒔絵のような理屈ですね。
どなたか、種して(試して)みませんか。

at 15:18, まっちブログ, 工場長 新井

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平山郁夫展とシルクロード



上田市市立美術館サントミューゼに「平山郁夫展」に行って来ました。
(今日、11月12日で終了)
「悠久の旅とシルクロードの遺宝」とサブタイトルがついています。

平山先生は、仏教美術の源流を追い求めて調査、研究をされました。
シルクロードを辿り、160回も現地取材したそうです。
そして、それを元にイメージを具現化し、作品にされました。
静謐で幻想的なその世界は、太古のシルクロードを思い起こさせるロマンのあるものです。

日本画は従来、情緒的な花鳥風月を描いて日本人だけに分かればいいという風潮があったそうです。
それを平山先生は、打ち破りシルクロードの砂漠やラクダなどを描いて、日本画の新しい方向を
切り開いてこられました。

閉塞間のあった日本画の世界を大きく変えて、可能性を導いてくれました。
今の、日本画界があるのも先生のお力が大きいと思います。

作品はシルクロードを行く隊商や、当時の遺跡や石仏などあり古代へのロマンがあります。
色彩は特に青色から緑色が清らかで深い色合いが大変きれいでした。
日本画の岩絵の具の色もいいものですね。

画題はシルクロードのエキゾチックなもの以外にも日本の美を追い求めたものもありました。
シルクロードの乾いたスケールの大きい景観に対し、日本の湿潤でしっとりした景観を見事に
表現されています。
先生は日本の美も追い求めてこられました。これも日本人として嬉しい気持ちになります。

展覧会は先生の作品の他、シルクロードの考古遺物も展示されていました。
先生は、世界の文化財保護の活動も精力的に行ってこられました。
その中でのコレクションの展示です。

へーっと驚くのは仏教美術の源流でもあるガンダーラ地方の仏像です。
ご存知でしょうが、仏教はインドで生まれ、北方のガンダーラに渡り、シルクロードを伝って
日本に伝来しました。
仏像はガンダーラ地方で、初めて作られたそうです。
アレキサンダーの兵の子孫が作ったので、ギリシャの文化(ヘレニズム)の影響を受けています。
ギリシャ彫刻の遺伝子が入っているのですねー。
だから、弥勒菩薩像なんか、彫りが深くバタ臭いイケメンですよ。髭まで貯えて人間臭い。
日本にある広隆寺の弥勒菩薩像は中国・朝鮮の影響を受けているかもしれませんが、あっさりした
お顔立ちです。
線も単純化され、曲線美が強調されていて象徴的です。
シルクロードを長い時間をかけて伝わってきて、その地方、地方の影響を受けて こんなにも
変わるんですねー。
歴史、文化、技術・・・いろいろあっておもしろいです。

平山先生、お亡くなりになられて、もう8年が経ちました。
今も、その残念な強い気持ちは変わりません。
奈良や京都、そのほかのお寺さんを巡る機会があれば、遠くガンダーラ、敦煌など昔のシルクロードの地に
思いをはせ、見学したいと思います。

at 19:10, まっちブログ, 工場長 新井

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